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  • 比べてわかる! 自分に合ったスタイルが見える!雇用形態別 働き方の違い

比べてわかる! 自分に合ったスタイルが見える!雇用形態別 働き方の違い

雇用形態別に働き方の違いをチェック!

働く目的や考え方は人それぞれ。「小さい子どもがいる」、「資格取得をめざしている」など、事情や目標を持っている人もいることでしょう。そんなあなたにピッタリの働き方とは?雇用形態によって異なる働き方の違いを知り、自分にベストな働き方を選びましょう!

  派遣社員(一般派遣) 正社員 契約社員 限定正社員 パート・アルバイト
派遣スタッフと派遣会社の雇用関係は、就業先が決まった時点で初めて発生し、雇用関係は派遣契約が結ばれている期間のみ成立します。 会社と期間の定めのない 無期雇用となります。 会社と3カ月や半年、1年等期間のある雇用契約を結び、常勤で業務を行います。 仕事内容や勤務地・勤務
場所を限定した働き方です。
雇用期間に定めのない
無期雇用となります。
短時間または短期間の
業務を行う形態です。
派遣される会社の就業規則に準じることになります。 就業する会社の就業規則に準じることになります。
仕事の状況に応じて、
残業することもあります。
就業する会社の就業規則に準じることになります。 就業する会社との就業規則に準じることになります。仕事内容が雇用契約で明確となるため、残業は正社員に比べて少ないようです。 希望する時間帯を
選ぶことができます。
派遣される会社の就業規則に準じることになります。 就業する会社の就業規則に準じることになります。また、休日出勤を命じられることもあります。 就業する会社の就業規則に準じることになります。また、休日出勤を命じられることもあります。 就業する会社との就業規則に準じることになります。仕事内容が雇用契約で明確となるため、休日出勤はあまりありません。 就業する企業の休日に加えて希望する休日をあらかじめ決めることが可能です。
労災保険は期間に限らず加入します。健康保険、厚生年金保険、雇用保険は、就業期間など一定の条件が必要です。 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険に加入します。 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険に加入します。 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険に加入します。 労災保険は期間に限らず加入します。健康保険、厚生年金保険、雇用保険は、就業期間など一定の条件が必要です。
支給されないこともありますので派遣会社に確認しましょう。 多くの場合、
別途支給されます。
多くの場合、
別途支給されます。
多くの場合、
別途支給されます。
多くの場合、
別途支給されます。
支給されないことが
多いです。
諸手当や賞与も支給されることが多いです。 締結した雇用契約に
準じます。
支給されることが多いです。手当の内容等、雇用契約を把握しておきましょう。 支給されないことが
多いです。
残業を伴うことが
あります。
残業や転勤を伴います。 所属する会社の規程に準じますが、手当の内容等、雇用契約を把握しておきましょう。 雇用契約の内容を把握しておきましょう。 勤務する事業所が限定されるため、勤務する事業所が閉鎖になった場合、解雇される可能性も指摘されています。 雇用条件や希望条件(時間や休日等)と、業務内容を把握しておきましょう。

今人気の紹介予定派遣って?

派遣の中には、紹介予定派遣という人気の高い働き方があります。
社員を前提として、一定期間(3~6ヵ月)派遣として就業し、その後、求職者と企業側が合意した場合、
正社員・契約社員などその企業で直接雇用契約を結ぶものです。

[求職者のメリット]
実際の職場の雰囲気や、仕事内容を把握したうえで、入社の意思決定が出来る点。
[採用企業のメリット]
雇用者の適性や人柄を実際に見たうえで、直接雇用するかしないかの判断が出来る点。

働き方のPOINTはコレ! あなたに合うのは、ドレ?

派遣社員の働き方

プライベートを大切にしたい 特定分野のエキスパートを目指したい

仕事の種類や勤務地、勤務時間を選べるので、自分の希望に合った働き方ができます。毎日フルタイムでは働けない事情のある人や、プライベートも大切にしたい人にはオススメ。専門分野を決めて働いたり、派遣会社による研修を活用することでスキルを伸ばし、その分野のエキスパートを目指すことも可能です。ただし、賞与は期待できなかったり、交通費が支給されないことが多かったり、自分が継続して働きたくても期間満了で勤務先が変わったりということがあります。

正社員の働き方

同じ会社に長く勤めてキャリアを築きたい
 転勤や異動命令に対応できる

よほどのことがないと解雇されることがありません。、また長く勤めることでキャリアアップや昇進もねらえ、昇給のチャンスもあるなど、。安定感が魅力の働き方です。その一方で意に沿わない転勤や異動でも事情がないと断れないとか、残業や休日出勤を断りにくいなど、時間を拘束されることもあり、プライベートが犠牲になる可能性もあります。

契約社員の働き方

専門性を活かした働き方がしたい
 自分の都合に合った期間だけ働きたい

長期にわたり正社員に準じた働き方をする場合もあれば、専門性を買われ一つのプロジェクトが終わるまで働いたり、忙しい時期のみ勤務するなど、働き方や条件はケースバイケースです。専門性の高い仕事を任せられる場合、正社員より給与が高かったり、昇給・賞与があったり、複数回の契約更新が期待できる場合もあります。一方で、期待された成果を上げられない場合は契約更新ができず、また、契約満了扱いなので退職金が出ないということもあります。

限定社員の働き方

勤務地にこだわりたい 自分の専門性を活かしたい

勤務地や仕事内容、労働時間が限定された形で働く「正社員」として、注目されている新しい働き方です。雇用期間に定めはなく、諸手当や賞与、各種保険、福利厚生等の条件も正社員と同等で、安定した働き方が期待できます。転勤がないため、育児や介護などの事情がある人にも働きやすく、仕事内容が大きく変わらないため専門性を高めやすいメリットもあります。しかし、普通の正社員に比べ給与が低めに設定される可能性や、勤務する事業所が閉鎖された場合には解雇される可能性も指摘されています。

パート・アルバイトの働き方

プライベートを優先させたい
 いろいろな仕事を経験したい

週に何日働くか、どのぐらいの時間働くか、どの時間帯に働くかを自分の都合で選べる、自由な働き方です。未経験者OKの求人が多いため、仕事を始めるハードルが低く、また、経験を積むことでスキルアップもめざせます。しかし、長く働いても昇給がほとんどない、賞与や退職金がない、頑張っても任せられる仕事はいつまでも限定的、比較的簡単に解雇される、各種保険に加入しにくいなど、長期にわたって働くには不利な場合もあります。

編集部からのアドバイス

「自分の中の優先順位を決める」ことが、仕事の満足感につながります。

お金、趣味、スキルアップ、安定、家庭生活、勉強など。生きていく上で大切にしていることは、人それぞれです。あなたにとって一番大切なことは何ですか? 二番目は? まずは、自分の中に「大切なこと」の優先順位を決めましょう。全部のことに同じぐらい力を注ぐことはできません。ですから自分にとって本当に大切なことに合わせて仕事を選ぶ。それが仕事と生活全般に対する満足感や充実感につながることでしょう。

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